今年の公開は、天気にも恵まれて例年より多く技研(*)全体では200人ぐらいの参加があったそうです。
(注*)機械振興協会技術研究所
「技術継承問題を考える視点」のパネルの前では、椅子に座りこみ、真剣に考え込み、語っていく人もいました。中小企業では、本当に切実なしかし解決の困難な問題であり、JADECとしてもそうした小さい企業にこそ求められる“役立つ教育”を提供していきたいものとの思いを新たにしました。
教育界からは、高専の機械工学科の教授や工業大学の学生(20~30人)などが見学、「脳の働き方を知って、科学的に能力アップしよう」というテーマを色別に短い言葉でまとめたパネルを興味深く読んで、話し合ったりしていきました。
また、学校教育と企業教育が同じ原理で説明されていることに新鮮な驚きを示した見学者、工学教育協会の機関紙への執筆を依頼されるなど、手ごたえ十分の公開になりました。