水海道「歴史の部屋」訪問 その2

訪問後、研究会の動きが活発化している。
その様子をメールから紹介する。

①榊正昭さんからのメール

 あの書棚がもしあの場所になかったら…と思うと、天が味方してくれたような
 気がします。
 <私の思いつき>
 ○あかつき新聞、やまびこ新聞の復刻版の企画(卒業生による)
 ○当時の新聞社社長、編集長へのインタビュー
 ○放送部、購買部はじめ自治活動についての関係者インタビュー
 ○「はえのいない町」の経緯、特に町の衛生行政との関わり。
 <矢口教育学に関しては>
 ○社会科カリキュラムの作成経緯
 ○生活学習研究会

 いろいろ発想が湧いて来る水海道訪問でした。
 そこが現地調査の面白さですね。

 ビデオから倉持、飯沼、菊池お三方の話をテキストに
 しておきます。こういう話はテキスト起こしも楽しい
 です。

②矢口みどりさんからのメール

 8月9日水海道の一日は、本当に感動的な一日でした。
 水海道小学校でのすばらしい教育を、少しでも多くの人に知ってもらい、
 現在の教育に少しでも生かせられたらと、思います。
 毎日暑い日が続きますが、夏バテなどしていられませんね。
 皆さまのメモをもとに、水海道小学校保存資料のファイルを作りましたので、お 送りします。常総市教育長、水海道小学校長、および手伝っていただいた倉持、 飯沼、菊池の諸氏にも送るつもりです。
 調査の翌日、常総市の教育長大塚修氏(元水海道小教員)と電話で話をしました。
 水海道小学校の活動は戦後教育史に置いて大変重要な意味があること、
 またその活動の記録が残っていることが大変貴重であること、
 など話し、今後も調査を続けさせてほしいとお願いました。
 大塚氏は自分も近いうちに水海道小を訪問したいと話されていました。

 以上報告まで。

③小澤からも一言
  
 水海道小の輝かしい実践の様子は、何らかの形でまとめて公表したいですね。
 名村さん(水海道小130年記念誌「仰ぐみどりの」の編著者)へのインタビューも考えましょう。
 学校に絶望している人々に、学校がこんなにも楽しい場所になり得るのだということを知らせたいものです。