5.前に出る姿勢

「一番必要なのは、新しいものができた時に、それに向かってこれは何だ、これとこれの関係はどうなっているんだと探究する精神ですよ。そういった前に出る姿勢を持った人間をつくらなきゃならんのです。…目の前のものに対決してわからんものを自分で探究したり、身体を動かしてどこへでもすっ飛んでいって調べるという教育と、今までの教育とは違うでしょう。人がやって整理した結果を教科書にして覚えて、試験して順番つけて、試験が終わったら忘れちゃう。それじゃ全然できないんで…」(1978パネル討論で / 矢口新選集6「生きがいに挑戦する人間の育成」p257)