2.行動したことができるようになる
― 行動学習、グループ学習である理由 ―
●行動の記憶は 行動することによって形成される
行動した際に起こった電気的刺激により、その時に働いた脳および身体の神経系の細胞に つながり(回路) ができ、その回路の電気的刺激の状態が、行動の終った後にも残ります。それが行動の記憶です。
つまり脳は 行動したことを記憶する ということです。
行動したことを行動したように、記憶するのです。
行動したことを行動したように、記憶するのです。
●行動を修正していくことによって、「できる」回路が成立する
もちろん、最初から目標の行動の記憶ができるわけではありません。
練習で行動のしかたを修正し、正しく行動できる回路(脳-身体の神経系のつながり関係)を作っていくのです。
●学習は、脳に行動回路をつくるという考えで組み立てる
JADECが、具体の教材を対象とした主体的探求的行動学習
仲間と協同して課題に立ち向かうグループ学習
にする理由はここにあります。
仲間と協同して課題に立ち向かうグループ学習
にする理由はここにあります。
脳の働きを土台に学習のあり方を考える
» 1.なぜ脳を問題にするのか
» 2.行動したことができるようになる
» 3.脳の得意は「分類」と「組み合わせ」
» 4.脳は「快」に向かって行動する
脳と行動・学習の関係に関心がある方は下記のブログへ。
≫ 働く人のための脳行動学講座
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