JADECの創設者、矢口新の著作ライブラリーを構築中です。

矢口新は、生涯に約1200編の著作を残しています。教育史研究、教育実態調査、地域教育計画、社会科カリキュラム研究、青少年教育、生涯学習、教育方法研究、教育実践報告、エッセイなど様々な分野に及んでいます。また矢口は、多くの学習システムやシミュレータ、学習教材、教材映画なども残しました。

それらの中にある矢口の教育思想や、学習の場づくりの発想は、きっと今も多くの人の役に立ち、刺激にもなると思い、全著作(含む教材紹介)の公開を目標とした著作ライブラリー作成を計画しました。

完成には3年程かかると考えていますが、今年度中に一部公開できるよう、作業を進めています。
どうぞ、ご期待ください。

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能力開発工学センターは一般財団法人を解散し、今後は任意団体として活動します。

法人解散のご報告とご挨拶  
JADECのこれから

尚、平成27年度及び28年度(4~5月)の事業報告と決算は,“JADECについて”をご覧下さい。

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研究レポート「高齢運転者の運転能力《自覚⇔修正》シミュレータの研究」を刊行しました

 高齢運転者による自動車運転事故の増加は、超高齢社会に入った日本の社会問題として解決を迫られています。
 高齢者の自動車運転事故の原因は、加齢による認知機能や身体能力の低下によるところが大きく、行政はその対策として70歳以上のドライバーに「高齢者講習」を義務付け、認知機能や身体機能の検査と運転能力の診断により能力低下を自覚させ、運転免許の返上を促しています。しかし、都市部を除く多くの地域で過疎化が進行している現在、高齢者にとって自動車の運転は生活手段として重要で、生涯にわたり安全に自動車運転を続ける能力こそ必要になると思われます。
《自覚⇔修正》シミュレータ
 本研究では、高齢運転者が自らの運転能力の低下を自覚し、自らそれを修正することで運転能力を維持、改善ができるシミュレータによる訓練方法を提案しました。

*この研究は新技術振興渡辺記念会の科学技術調査研究助成による研究「高齢者の自動車運転能力を維持・向上させる自動車運転シミュレータの教育利用に関する研究」を基にしています。

詳細およびレポート本文は研究開発活動「高齢ドライバーの運転能力改善の研究」をごらんください。

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[お知らせ] メールマガジンを始めました

 家庭、地域、学校、職場における教育や学習について、JADECが40年以上かけて研究している主体的で探究的な行動姿勢の形成を目指して、これまで考えてきたこと、やってきたこと、そして今考えなければならないこと、やらなければならないことは何かを発信します。(月1回、無料)

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自動車運転教習指導員の指導技術レベルアップセミナー実施中

 当センターでは、指導員と教習生1対1で行われてきた自動車教習指導に関して、指導の質の向上をめざして長年にわたって取り組んできました。現在は、各地方の拠点自動車学校にご提案して、ご依頼のあった教習所に対して映像記録装置(ドライブ・レコーダー)などを活用した「教習指導の基本」研修を実施中です。ご関心のある方は、どうぞお問い合わせください。

*関連する研究・研修の実績

 「自動車運転指導技術のレベルアップ研修」

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「技術継承」をテーマに、製造現場オペレータの教材開発に取り組んでいます

 日本の製造業においては、円高の長期化で生産拠点を海外に移すところが多く、技術の空洞化が心配される一方、5~6年前から団塊世代の熟練技術者が大量に定年退職することで、技術の低下ばかりでなく、品質管理や安全管理の面でも能力低下が心配されています。ベテランの技術を短期間にいかに速く確実に継承していくかという、新たな教育ニーズが生まれたのです。

 当センターでは、1960年代から製造現場の自動化・情報化に対応する人材育成の方式を研究、カリキュラム設計と教材開発を行って多くの産業現場で教育実践を続けてきました。その基本は、基礎的な製造プロセスを把握する実験、製造システムを定性的に把握する現場学習、製造工程の基礎となる電気、シーケンス制御、フィードバック制御などの基礎学習です。特長は座学が全くなく、すべてグループにより探究的かつ協調的な学習であることで、それが確実に成果を上げ、今日まで継続しています。

 今期は新人研修だけでなく、「技術継承」に的をしぼり、製造工程の定量的なオペレーションができる中堅社員、さらに製造上の品質変動にも対応できるリーダーの教育について、現場調査と行動分析を基に、カリキュラムと教材の開発を進めています。

*現在、製糖会社2社とのコンサルタント契約により、教材を開発中。

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シミュレータを使い高齢者の自動車運転能力を維持・向上させる研究に着手

自動車運転シミュレータ

増加する高齢者の自動車運転事故を無くすために、シミュレータが使えないか?今年度、私たちは(財)新技術振興渡辺記念会の助成(科学技術調査研究助成)を受けて研究を開始しました。

高齢者の自動車運転事故の原因は、加齢による認知機能や身体能力の低下によるところが大きく、行政はその対策として、70歳以上のドライバーに高齢者講習を義務付け、運転能力を査定し認知機能や身体能力の低下を自覚させて警告し、運転免許の返上を促すなどの対応をしています。しかし、都市部を除く多くの地域で過疎化が進行している今、高齢者にとって自動車の運転は生活手段としてますます重要になりつつあります。これからの社会では、生涯にわたり安全に自動車運転を続ける能力こそ必要になると思われます。

本研究は、現在主として運転適性の査定に使われている「自動車運転シミュレータ」を、高齢ドライバーの認知機能や身体能力の訓練と安全運転技能の維持・向上に有効に利用するための具体的な方法を明らかにするものです。

*関連する研究・研修の実績
 「シミュレータによる自動車運転」1972年
 「自動車運転指導技術のレベルアップ研修」

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活動内容・研究成果を公開します

 12月6日に、下記テーマでJADECの活動について展示します。
今年は体験型の展示が工夫されているので、面白く見ていただけると思います。
ご都合のつく方はぜひお出かけください。  
  「シミュレーション型OffJTと探究型OJT」
  「リンゴの皮むきでつかむ技術教育のポイント」
 
 これは、毎年行われる機会振興協会技術研究所のオープンハウスに協賛して行うものです。
 詳細は、こちら 

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一般財団法人に移行しました

 平成20年12月に施行された公益法人改革関連法に基づいて、当財団は一般財団法人に移行すべく手続きを進めてまいりましたが、この度所管行政庁の認可を受け、平成23年11月1日をもちまして「一般財団法人能力開発工学センター」となりました。
 活動の趣旨および内容はこれまで通りですが、この機会にさまざまな分野の能力開発に役立つことをめざして、一層の努力を傾けたいと考えます。ご指導・ご鞭撻のほどをお願い致します。

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2010年度の決算報告、2011年度の事業計画、予算書などをアップしました。

3月24日と5月26日の理事会と評議員会において、10事業報告、11事業計画、10決算、11予算が
決定しましたので、「JADECについて」の該当箇所にアップしました。
ご覧ください。

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