今年はじめから法人改革に伴う財団移行のための書類作成に忙殺されましたが、このほどようやく申請にこぎつけました。順調にいけば、本年10月ごろには新らたに一般財団法人として認定されることになります。
活動の目的、内容は概ねこれまでの継続として行いますが、 一同新しい気持ちで励む所存ですので、これからもよろしくご支援、ご指導賜りますようお願いいたします。
今年はじめから法人改革に伴う財団移行のための書類作成に忙殺されましたが、このほどようやく申請にこぎつけました。順調にいけば、本年10月ごろには新らたに一般財団法人として認定されることになります。
活動の目的、内容は概ねこれまでの継続として行いますが、 一同新しい気持ちで励む所存ですので、これからもよろしくご支援、ご指導賜りますようお願いいたします。
3月26日、2009年度の理事会と同評議員会が開催され、新年度の事業計画と事業予算が承認されました。
事業計画は、昨年までに行ってきた下記4テーマを継続して実施します。
1.生産現場で働く人の能力開発に関する研究(継続)
2.自動車運転指導員の指導力向上に関する研究(継続)
3.教師の指導力育成方法の研究(継続)
4.矢口新の教育思想と実践活動の研究(継続、40周年記念事業)
これに加えてWebサイト『JADEC資料館』の構築を引き続き継続します。。
詳しくは、平成22年度事業計画 同予算をご覧ください。
2年前の調査の継続として、水海道小に保存されている戦後初期の教育活動を記録した資料の撮影、コピーを中心に実施した。児童が編集、刊行、販売していた学校新聞「あかつき」と「やまびこ」および教師らの研究活動、学校行事などを記録した校務日誌などを大部にわたってコピー、撮影した。
今回は、水海道小に残る記録映画についての調査を目的として、記録映画保存センターのみなさんも同道、協力して200本余りの映画についてのデータを記録した。
毎年行われる機械振興協会の公開行事に協賛して、JADECのオープンハウスを実施しました。
今年は三つのテーマで展示しました。
★JADECの電気学習・・・実物展示
JADECはこれまでさまざまな対象者向けの電気の学習を開発してきましたが、今回そのうちの4種について、きょうざいを展示しました。
①製造現場で働く人のための「電気・シーケンス制御入門」
②一般人向けの「家庭の電気入門」
③小学生向けの「電磁石のはたらき」
④自動車整備マンのための「自動車の電気」
★これまでに開発した学習システム・・・パネル展示
JADECが開発してきた学習システムの中から11点についてパネルで紹介しました。
林業技術訓練シリーズの「造林技術」などに、関心が寄せられました。
★脳を知って科学的に能力アップ・・・パネル展示
このコーナーは、今回で3回目のシリーズものですが、毎回見学者の方と脳の働き方などについてのディスカッションに花が咲き、展示担当者としても楽しめています。
矢口教育学研究の一環である富山県における戦後教育についての2回目の調査を実施しました。
富山県では、下記の2本の柱が共に矢口の指導の元に精力的に進められたことから、その理念と実態を明らかにしようというのが調査の目的です。
①北加積小学校で実践された、地域の課題を調べ、地域建設を目指した社会科カリキュラムづくり
②富山県の産業発展をリードする人間育成をめざす富山県総合教育計画
<調査班>
金馬国晴、越川求、矢口みどり、榊正昭、小澤秀子
<調査の日程とあらまし>
1.8月5日(水)(北加積小学校資料室にて)
「北加積小学校での教育研究実践:地域建設のカリキュラムづくり」について、石倉アキさんと 奥平正さんのお話を伺いました。お二人とも、当時若手教員として、研究と実践に明け暮れる 日々を送った方々で、具体的な材料にも触れた興味深いお話を伺うことができました。
(詳細は、JADECニュース79号に紹介)
2.8月6日(木)(北陸工業専門学校にて)
総合教育計画に直接関わった方の多くは鬼籍に入られ、またはご高齢でお会いできないという 状況で、結局加賀谷新作氏(現JADEC会長)が当時の事情に一番通じておられるということで、 加賀谷氏に加えて盛野成信氏、米嶋秀次氏の3人からお話を伺いました。
第一次計画で掲げられた産業社会における人間育成の基本理念と実践の実態と、それがやがて世論に押されて退廃せざるを得なかった経緯などについて、並行して行ってきた資料調査と合わせることで、かなりはっきりつかめてきました。
3.8月7日(金)(富山県総合教育センターにて)
綜合開発計画に基づく実践の具体的事実を明らかにするための資料として、産業教育館の機関誌などを中心に調べて、コピーをお願いしてきました。(1カ月後にJADEC着)
これは、JADECの40周年記念事業である矢口教育学研究の一環としての初めての富山調査です。
調査の日程とあらましを報告します。
1.調査日程
4月30日(木) [11:00~17:30] 滑川市立北加積小学校の資料分類整理
[18:00~21:00(会食含む)] S.25~32時代の資料について予備調査
(奥平正先生にインタビュー)
5月 1日(金) [10:00~13:30] 北加積小元教師5名へのインタビュー
[15:00~18:00] 資料調査-内容調査,リスト作成,撮影、発送
5月 2日(土) [9:30~12:00] 富山県総合教育計画の実態について聞き取り調査
(元科学教育センター盛野成信氏,米島秀次氏)
[14:00~16:00] 同資料調査(富山県立図書館にて)
2.あらまし
【1】 北加積小学校の取り組み
北加積小学校には、戦後直後の社会科の教育課程づくりについての資料からその後個別プログラム学習、コンピュータを活用した学習など長期にわたる実践の記録が豊富に残されており、まさに宝の山といった印象を受けました。
当時を知る先生方は少なくなっていますが、当日は5名の関係者から、当時の活動の模様を伺うことができました。先生方も久しぶりに見る資料などから、思い出されることも多く、予定を大幅にオーバーしてしまうほどでした。
矢口先生と荒館校長先生の信念がブレなかったこと、指導を受けた若い先生方が夜遅くまで熱心に取り組まれたこと、いずれも教育への強い情熱を感じさせました。
【2】 県土総合教育計画
これは、総合教育計画が目指した「教育に産業性を付与すること」、それによって単なる知識や技術を越えた真の人間性を育てる、との理念、具体的実践、変遷の経緯などを明らかにする調査です。
今回は、工業高校の実態について、盛野、米島の両先生から、興味深いお話を伺うことができました。
去る3月27日、2008年度理事会と同評議員会が開催され、新年度の事業計画と事業予算が承認されました。
研究開発活動としては、昨年までの継続(3テーマ)に新たに2テーマが加わり、下記4テーマについて実施します。
1.生産現場で働く人の能力開発に関する研究(継続)
2.自動車運転指導員の指導力向上に関する研究(継続)
3.教師の指導力育成方法の研究(継続)
4.矢口新の教育思想と実践活動の研究(継続、40周年記念事業)
なお、上記第4項に加えて Webサイト『JADEC資料館』の増設 を、40周年記念事業として今後2年間に亘って実施することとしました。
詳しくは、平成21年度事業計画 同予算をご覧ください。
JADECではこれまでにも、製造現場で働く人々の教材をいくつか開発し、さまざまな現場で活用されてきていますが、このほど、フィードバック制御の学習教材の開発に着手、ほぼ完成したところです。
教材は、まず、温度制御の事例でフィードバック制御の基本のしくみを、ついで、現場にある実際の流量制御システムについて解析する、という2段階で構成されています。
前半は、どんな現場で働く人にとっても必要な基本的な内容、後半は、それぞれの工場にあるシステムにカスタマイズする内容になっています。
関心のある方は、お気軽にご連絡ください。 お待ちしています。
JADECの40周年を記念して、昨年から着手している新ぺージは、最近普及しつつあるXoopsというCMSを使って開発中です。このシステムは、コミュニケーションツールとして開発されたもので、更新が容易にできる点に最大のメリットがあります。
作業は、Xoopsの経験豊かな専門家、HP作成の経験をもつスタッフらによって、着々と進行中です。最大の難所は、誰にも親しんで読まれるコンテンツ作りにありますが、4月には一部公開を目指して奮闘中です。
ご期待ください。