[ 製造現場マンのための学習教材 ]
機械入門シリーズ
この教材の特色は、他に類のないプログラムテキストにあります。私どもは30年近く、企業の現場で働く方々の能力開発の方法について研究し、さまざまなプログラム教材を開発してきました。この教材も、人間の「学ぶ」ということについての科学的研究を土台にして、電気や制御が苦手という人々にも面白く、確実に学んでいただけるように工夫してあります。
説明をおぼえるのではなく、自分で考え、回路を組み、また考えるという過程で、脳がしっかり働くようになるという学習です。
- 自分で考え、やってみる教材。考えてはやってみる、失敗してまた考える、これで自信がつく、実力が育つ。
- 学習をガイドするのはプログラムテキスト。
- 2、3人のグループでやれば、一段と楽しい学習。
■ 教材の特色
- 学ぶ人の心理を徹底的に分析して作られた、キメ細かい自学自習テキスト(プログラムテキスト)指導者なしでマイペースの学習が可能。
- シミュレータ教材を使って学習していくうちに、知らずに機械やモーターの仕組み、働きなどがわかって、保守・改善にいかせます。また分解・組立のための工具の使い方、検査・交換の作業が確実にできるようになります。
- 現場マンが興味を持って学習でき、仕事に活かせる内容シリンダーを動かすという現場の仕事に関連した回路を組んでいきますので、興味深く続けられます。空圧のこともごく自然にわかっていきます。
■ テキスト目次
測定器の取扱い | ノギスによる測定の基本 | 1.ノギスによる測定 2.測定物に対するノギスのあて方 3.ノギスの目盛を読む 4.なぜ20分の1ミリが測れるのか 5.目盛を読む練習 6.測定物へのあて方のいろいろ 7.測定練習 8.取り扱い上の注意 |
---|---|---|
マイクロメーターによる 測定の基本 |
1.マイクロメータによる測定 2.測定物に対するマイクロメータのあて方 3.マイクロメータの目盛を読む 4.なぜ100分の1ミリが測れるのか 5.目盛を読む練習 6.測定物へのあて方のいろいろ 7.測定練習 8.取り扱い上の注意 |
|
分解組立の基礎 | ねじの種類 |
1.ねじとは何か (1)「ねじ」の基本 (2)おねじを調べる (3)めねじを調べる 2.メートルねじのいろいろ (1)並目ねじ (2)細目ねじ 3.いろいろなねじ (1)ねじの種類 (以下オプション) (2)インチねじ ・メートルとインチの関係 ・ウィットねじ ・ユニファイねじ |
工具の取り扱い方の基本 | 1.ドライバー 2.スパナ系 (1)スパナ (2)メガネレンチ(スパナ) (3)ソケットレンチ (4)モンキーレンチ (5)六角棒レンチ (6)パイプレンチ 3.その他の工具 (1)ハンマー (2)ペンチ (3)ニッパ (4)プライヤ |
|
ボルト・ナットによる 締結の基本 |
1.ボルトを締める力 2.ダイヤルゲージによる 微妙な動きの測定 3.締めすぎはボルト・ナットに どういう影響があるか 4.ゆるみ防止 ダブルナット、座金 |
|
モーターの基本 | モーターが働く原理 | 1.直流モーターの回る原理 2.交流モーターの回る原理 3.三相交流モーターのしくみ 4.モーターの回転と力 5.モーターの負荷 |
潤滑の基礎 | モーターが働く原理 | 1.直流モーターの回る原理 2.交流モーターの回る原理 3.三相交流モーターのしくみ 4.モーターの回転と力 5.モーターの負荷 潤滑剤の働き 1.潤滑の目的 2.潤滑油の効果 3.潤滑油の種類 4.潤滑方法のいろいろ 5.潤滑油の変化 6.グリースによる潤滑 7.グリース潤滑の方法 |
モーターの動力伝達 | 1.歯車 | (1)歯車で回転を伝える (2)違う大きさの歯車 (3)歯と歯のかみ合いのあそび (4)歯車による増減速 (5)実物の減速機 |
2.ベルト | (1)ベルトによる動力の伝達 (2)平ベルトの利用 (3)Vベルトによる動力伝達 (4)歯付きベルトによる動力伝達 |
|
3.チェーン |
(1)チェーンによる動力伝達 (2)チェーンの構造 (3)チェーンの張り (4)チェーンによる動力伝達の特徴 |
|
4.軸受け |
(1)伝達を支える働き (2)ころがり軸受けのしくみ (3)心出しと自動調心 (4)スラスト軸受け (5)いろいろな軸受けと取扱い |
|
5.総合 |