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JADECニュース88号

 しばらくぶりの刊行のせいか、いつも以上に力の入ったニュースになっています。ですから、ちょっと読みづらいかも知れません。でも、そこを我慢してぜひお読みになってみてください。次第にいろいろな思いがわいてくると思います。そんな刺激のある号になっています。

 巻頭言は、ノーベル賞受賞した山中伸弥教授の言葉についての考察です。実践紹介は、ある大学での授業改善の試み。6年前にスタートした、学生を講義に導入させるための、小さいけれど革新的な試みです。アンテナ欄では、「聞く力」とは、を考えるヒントになる4冊の本を紹介しています。毎号興味深い話題で、脳の働きを考える脳行動学講座は、24回目を迎えています。最終頁には、評議員の芝尾紘一さんが「リベラル・アーツについて」と題する随想を寄せています。日本人には自律的思考の訓練が足りない、との指摘に、同感!と机を叩きます。

 それから、懸案だった当Webサイトのリニューアルについても紹介されています。

 お読みいただいて、ご感想、ご意見などお寄せいただければ嬉しいです。

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JADECニュース87号

今号では、メイン記事(2~4ページ)「リンゴの皮むきでつかむ技術学習のポイント」を、ぜひお読みください。
これは、 誰もが経験したことのある単純な行動を使って、JADECのめざす学習の姿、それを生み出す分析、学習の組み立てなどについてわかりやすく紹介しようという試みです。
やがて、JADECサイトにも載せる予定ですので、ご覧になって分かりにくい点などがあれば修正したいと考えています。お知らせください。

そのほかに、下記のような読み物を掲載してあります。
◆ [巻頭言]学生たちは挑戦の機会に飢えている ースタンフォード白熱教室@大阪大学
◆ [研究の窓]リンゴの皮むきでつかむ技術学習のポイント
◆ アンテナ:  『ネーチャーテクノロジー』  『ネーチャーミュージアム』
◆ 編集部から
『教育のつながりが大きな力に』 ~ 仙台市ガス局 庄司さんからの手紙 ~
『ジャパニーズ・ワーク・ウェイの経営学』 ~ 奥田健二氏の著作紹介 ~
『河合千恵子先生を偲ぶ』 ~ 看護教育研究班 ~
◆ 脳行動学講座23 「ピンチをチャンスに変えられるか」
◆ 随想: “ 壁 ”

どの記事が面白かったかなどのご感想などもお待ちしています。
また、取り上げてほしいテーマなどありましたらお知らせください。

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JADEC研究レポート「構造的に技術を学ぶ」

 この度、読みやすい小冊子の形態で、研究レポートを作りました。
 初の号として、看護技術の学習を事例にしてカリキュラム構成について考察したものです。
 ここで提案しているカリキュラム構成の考え方は、看護技術に限らず、広く技術一般に適用できるものと考えていますが、この点についてはこれから広く活用を進めて明らかにしていきたいと考えています。
 
 内容は以下の通りです。
 <もくじ>
 1.技術教育の一般形
 2.新しい技術にすぐ対応できる技術者のとらえ方
 3.「分類+組み合わせ方式」は、なぜ取り込みやすいか
 4.技術を構造的に見る
 5.学習の組み立て方
 6.基礎看護技術の教育目標
 ご関心のある方は、お知らせくださればお送りします。ご連絡ください。、
 

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JADECニュース86号を刊行しました

 年は改まりましたが、日本は、昨年からの試練の中にあります。この試練をどう乗り越えるか、それに私たちの未来がかかっているでしょう。今年の干支である 辰にあやかって、未来への強い力を発揮したいものです。
 
 評議員芝尾紘一氏の「フクシマ原発災害の根源を考える」には、技術者としての反省が語られています。二度とこうした事故をおこさないためにはどうすべきか、一人ひとりが事故の本質を見極めて、社会の欠陥を治す動きを始めなければいけないと思わされます。
 研究開発部長矢口哲郎氏の「学校教育と企業内教育の接点からみえたこと」は、こうした社会の建設を担う人間力を育てる「インサイド・アウト型教育」を提唱しています。
 連載の脳行動学講座のテーマは、「『好き』を育てる」、沖村憲樹理事長の巻頭言は、「中国と日本の将来」、他に、アンテナとして「サイエンスパーク」、「50年前の理科教育」など、いずれも興味深いものです。ぜひ、お読みください。→こちら 

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JADECニュース85号を刊行しました

 3月の大震災、原発事故以後、国民の間に政治への不信感が募っています。しかし、そうした政治を生み出したのも、基をただせば国民一人一人の政治への関心・政治能力の低さにあるといわなければならないでしょう。そうした思いから、あえて政治に関する記事を取り上げました。
 教育に関わるものは、これまでの政治学習のありかたを見直し、これからの国の舵取りを誤らない政治感覚をもった若者を育てなければならないとの思いからです。
 合わせて、多くの企業が課題としている技術継承についての考え方、他を取り上げました。
 参考にしていただければ幸いです。→こちら 

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JADECニュース83号、84号ができました。

 83号の特集は、「コミュニケーション学習を考える」、84号には、3.11の大震災を受けて、「この震災から学んだこと、学ぶべきこと、これからの日本に必要なこと」と題する特集です。
 お読みいただければ幸いです。

 » 83号   » 84号

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JADECニュース80号を刊行しました(2010.3.20)

 本号の目玉は、センターが長年にわたって取り組んでいる製造現場で働く人々の教育についての問題提起と具体的な教育実践の提案です。

 中国など製造の新興勢力の台頭は、日本の製造業に対して、これまで以上に質の高い労働力を要求しています。これは、JADECが提唱している「教育の質の転換」への要請に他ならないわけで、巻頭言と「現場解析学習のすすめ」は、これに関連する執筆です。

 全体の内容は以下の通りです。ぜひ、お読みください。

・巻頭言:質の高い製造力を生み出すために
・現場解析学習のすすめ
・地域を建設する人間形成のあり方をさぐる
・アンテナ「数学の授業のはじめに」
・脳行動学17「集中と繰り返し」
・随想「仲間づくりを楽しむ-セカンドライフ、私の場合」

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JADECニュース79号を刊行しました (2009.12)

 ニュース79号を刊行しました。
 本号では、能力開発工学センターのWeb資料館のオープンを大きくとりあげました。
 資料館は、40年余りにわたってセンターが何をめざして何をやってきたかを紹介しようというもので、膨大な資料を整理して、Webのコンテンツにする作業は容易ではないものでした。ニュースの記事をガイドにして、ぜひ、「資料館」をお訪ねくださるようお願いします。
 他には下記のような記事が掲載されいます。ぜひご覧ください。

 ●センターの活動報告
  ・地域を建設する人間育成のあり方をさぐる(富山県における戦後社会科の実践についての調査)
  ・2009公開展示(毎年行っている公開の様子)
  ・新規開発の学習システム「フィードバック制御入門」の紹介
 ●脳行動学講座16「リーダーシップは苦手」
 ●随想「定年後のセカンドライフに向けて」 

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研究紀要72号の全文(pdf)をアップしました(2009.10)

 ここ数年、理科教育の危機がいわれますが、もっとも憂うべきは、「理科を好きではない」「興味がない」という生徒の割合が世界各国のなかで最下位に近い、という事実ではないでしょうか。
 生徒の興味関心を引き出す授業はどうしたらできるでしょうか。この課題に、現場教師と共同して、取り組んだ研究の成果がこの紀要号です。教材を工夫し、指導方法を工夫する試みの様子が紹介されています。ぜひ、ご覧ください。

教員の授業力育成に関する実践的研究
 -理科発展的学習における試みー
 執筆者:(財)能力開発工学センター研究開発部長  矢口 哲郎
     〃             研究員   白尾 彰浩

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研究紀要78号、刊行しました (2009.7)

 自動車教習指導員の指導力向上をめざして2年前から取り組んできた指導法改善プロジェクトについて、ねらい、実施経過、成果などについてまとめました。広く指導力の育成に応用していただけるものと思っております。間もなくpdfで全文をアップする予定です。

指導法改善プロジェクトの取り組みとその意味
 -自動車教習指導員の指導力向上をめざしてー (研究紀要78号)
 執筆者:能力開発工学センター常務理事 矢口 哲郎

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