JADECニュース86号を刊行しました

 年は改まりましたが、日本は、昨年からの試練の中にあります。この試練をどう乗り越えるか、それに私たちの未来がかかっているでしょう。今年の干支である 辰にあやかって、未来への強い力を発揮したいものです。
 
 評議員芝尾紘一氏の「フクシマ原発災害の根源を考える」には、技術者としての反省が語られています。二度とこうした事故をおこさないためにはどうすべきか、一人ひとりが事故の本質を見極めて、社会の欠陥を治す動きを始めなければいけないと思わされます。
 研究開発部長矢口哲郎氏の「学校教育と企業内教育の接点からみえたこと」は、こうした社会の建設を担う人間力を育てる「インサイド・アウト型教育」を提唱しています。
 連載の脳行動学講座のテーマは、「『好き』を育てる」、沖村憲樹理事長の巻頭言は、「中国と日本の将来」、他に、アンテナとして「サイエンスパーク」、「50年前の理科教育」など、いずれも興味深いものです。ぜひ、お読みください。→こちら