日時:2008年1月27日(日)午後1時~5時
場所:矢口文庫(埼玉県新座市)
出席:矢口みどり、榊、越川、小澤
まず、セネガルから帰国したばかりで興奮さめやらぬ体の榊氏が、興味深い映像を見せてくれました。ひとしきりセネガル生活の様子を聞いた後で研究会を開始。(セネガル報告については、榊氏がmixiの日記で詳しく紹介しているのでご覧ください。mixiに入会なさりたい方は、榊氏または小澤までご連絡ください。)
1.研究の進め方について検討
科研費申請研究
「戦後教育改革期における矢口新の教育研究活動および実践活動の今日的意味」
本研究では、東京大学卒業(1937年)から国立教育研究所を退所する(1965年)までのほぼ30年間の研究・実践活動を対象として、下記の5項からアプローチする計画であるが、その各項について調査対象、方法等を概観した。
a. 実態調査の方法論を明らかにする
いくつかの調査についてケーススタディ的アプローチで迫る。
どの調査をとりあげるかを検討する必要がある。
b. 教育課程策定の方法論を明らかにする
川口プラン、三保谷村、水海道での実践を解析する(越川論文を核にする)
c. 教育現場における教育改革の方法論を明らかにする
茨城県水海道市(現常総市)水海道小学校、富山県滑川市北加積小学校での実践を解析する。
d. 地域開発に資する教育計画の考え方及びその実践指導の方法論を明らかにする
富山県教育総合開発計画の策定過程(聞き取り調査、資料)、計画思想(論文)、計画本文などを解析する
e. 国立教育研究所における教育内容研究の方法論を明らかにする
国立教育研究所研究紀要、論文などを解析する
共同研究者からの聞き取りを行う
2.3月までの具体計画
●富山県の教育総合開発計画への矢口新の関わり方について
加賀谷新作氏にインタビューを行う
日時:3月26日(水)午後1時~4時
場所:私学会館(市ヶ谷) <後日決定>
●水海道小学校の資料についての調査(継続)
日時:3月27日(木) <検討中>
3.次回研究会:2月17日(日)午後12時~16時
以上