第11回 研究会の1年を総括する 

日時:2008年4月20日(日)正午~午後4時
場所:矢口文庫(埼玉県新座市)
出席:榊、矢口み、越川、北村、白尾(初参加)、小澤

1.科研費申請について
 今年度の申請が却下された旨、矢口(み)から報告あり、対策を協議する。
 ①却下された最大の理由は、実績がないことと思われるので、次回申請に向けて、学会発表、執筆などに取り組む必要がある。
 ②研究費については、とりあえず富山調査の旅費等(50万円ぐらい)の捻出を工夫する。(能開予算から出せるか?)

2.1年の成果を総括する

 ①水海道実践の位置づけがはっきりしたこと、重要資料を発掘したこと、人間関係が出来たこと
 ②富山総合開発教育計画の調査方法がおぼろげに見えてきたこと
 ③矢口教育学を貫く思想の展開と実践の方法が明らかになったこと
 
          [思想の展開]
      海後教育学:科学性・実証性
            ↓
     社会調査に基づくカリキュラム編成
            ↓
         授業の実態の研究
            ↓
    学習の場の構造転換(プログラム学習、CAI)
            ↓
     脳の働きを土台とする学習成立の方法論
  (行動分析手法、学習段階設計方法、学習指導法)
 
        [研究・実践の方法]
        課題ー実態調査ー実践
            ↓
       次の課題-調査・開発ー実践
            ・
            ・
            ・
        <スパイラル状に発展>

3.今後の予定
 
 ①矢口文庫の資料整理 5月3日 正午~午後4時
 ②水海道調査の続き(資料整理と記録)  5月26日、27日(榊、越川、矢口み)
 ③富山調査に備えて関連資料(矢口選集別巻)を読むこと(次回研究会で整理する)

 ④次回研究会:5月18日(日)正午~午後4時 於矢口文庫