日時:2008年3月23日(日)正午~午後5時
場所:矢口文庫(埼玉県新座市)
出席:榊、矢口み、北村、小澤
本日は、加賀谷新作氏へのインタビューに向けて富山県総合開発計画に関する資料を読み、概要を把握した。
文献:『郷土に築く―富山県教育計画に捧げた生涯故西永良次先生』
(故西永良次先生追悼誌編集委員会,1967)
『未来を見つめて』(塩谷敏幸顕彰会,1987)
矢口新選集別巻 『地域教育計画とその展開』 →分析作業用として全員に配布
1.教育の総合計画(第一次)策定の経緯
●富山県〈教委〉1950年(S25)末ごろ総合計画に教育計画を入れる必要性が話題に(近藤鋭一教育長中心)
↓
〈県教育研究所〉25年?所長中川 同庶務課長塩谷、
教育長より使命を受ける
*26年度始め 第一次増員(西永,水島,川西,杉森ら)
「計画策定上の問題点」作成・・・・・・・・矢口、一喝
教育の現状分析指示
調査要項作成指導
26年8月ごろ~本格的調査開始・・・・・・矢口、調査結果の分析解釈
26年度3学期 第一次計画作成・・・・・・まとめは矢口
(27年3月完成)
*27年度 第二次増員(鹿間,粟田,国香ら)
●北加積小 荒舘實 (教育課程10カ年計画)
25年2学期~国研へ内地留学
●25年?教育長から国研所長村上俊亮に協力打診、26年6月正式要請
■村上:審議会委員、矢口:調査員
(栃木県農業振興総合開発作成指導者、山越の指導受ける)
★富山県総合教育計画書(第一次)の内容
1. 現況編(現状の分析)
2. 計画編 ①基本計画・・・・・遠い将来を目標としたもの
②中間長期計画・・・S35年までの9年間の計画
③短期計画・・・・・最初の2ヵ年の計画
「富山県戦後教育の発展と矢口新」(竹長敏夫執筆)より
2.富山県総合教育計画の中核となる構想
● 教育への産業性の付与
● 教育サービスセンター
参考資料 富山県教育センターの沿革(矢口新選集別巻 P.87 参照)
●今後の予定
①加賀谷新作氏へのインタビュー(3/26、私学会館にて)
②文庫所蔵の富山県総合教育計画関係資料の把握(リスト作り)
③水海道小の資料調査(継続)
④次回研究会:4月20日(日)正午~午後4時